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functional GPA

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GPA制度における留意点

GPA制度下における留意点は以上の説明からおわかりのことと思いますが、学生のみなさんはあらためてつぎの3点に十分気をつけてください。

(1) 必要以上に多くの授業科目を履修しない
 成績が不合格になり、単位が取得できないとGP=0で、しかもその授業科目の単位数がGPA算定の分母に組み込まれます。結果、GPAの値は大きな損失を負います。したがって、必要以上に多くの履修をして全体の学修、ひいては全体の成績に悪影響を及ぼす確率を高めるような履修の仕方は控えたほうが賢明です。

(2) 履修取消制度に頼らないようにする
 このサイトで説明してあるように、履修登録後、「履修取消手続き」をとることにより、科目履修を取り消すことができます。しかし、これは「どうしても履修を維持することが困難」と判断された場合の手段と考えてください。この制度を前提にした履修をすることは避けて、履修登録の際にしっかりとした履修計画を立てることが賢明です。

(3) GPAは今後、いろいろな場面で参照利用されていくことになる
 修学期間中に、GPAスコアは表彰や奨学金の貸与資格、各種学内選考の際の指標や条件、科目の履修にあたっての条件などに利用されていきます。また、転学や大学院受験、留学、あるいは就職の際に相手先からGPAスコアが求められることも多くなってきました。また卒業した後も、人生の折々に大学時代のGPAの値が問われる場面もでてくる可能性があります。したがって、先々のことを考慮しつつ、よい学修成果をあげることに留意することが、今まで以上にたいせつになりそうです。

なお、他大学からの編入学や過去に他大学で取得した既修得単位に対する単位認定評価や単位互換で相手先大学から単位認定だけなされた科目はGPA算定には含まれません。


 
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