平均的なバイト時間と、その程度までは成績に影響なしお茶の水女子大学の1、3年生はおよそ3/4がアルバイトに従事しています。調査回答選択肢の時間区分中点に回答度数を乗じるかたちで平均値をとると、そのおおよその時間数は週あたり7時間。1日につき1時間ほどということになります。これはたとえば８大学連携事業における調査の北海道大学の同平均値約4時間20分よりあきらかに長いですが、他の6大学の平均値約9時間半よりはやや短めです。大学生としては平均的な時間、アルバイトをしているといってよいでしょう。気になるアルバイト従事時間と学修成果との関連ですが、グラフに見るようにその平均的な時間数程度まではアルバイトをしていない学生とのあいだでGPAには差異が生じていません。しかし、平均時間を上回る従事については成績に悪影響があらわれ、20時間以上になると統計的に有意な差異が生じています。
